不動産コンサルティングの住宅比較株式会社

スタッフブログ

2021.09.28

日経新聞 私の履歴書 を読んで 山本耀司氏(13)

裸の王様

少々の不安はあった。

だが頭脳明晰(めいせき)で語学力も抜群。私はTの行動力と判断に頼り切っていた。そこが私の脇が甘いところなのだが、実際に成果も上げていたので誰も文句が言えなかった。

▼イタリア、米国、ロシアなどで卸業務を拡大

▼2008年の北京五輪に合わせて紫禁城でショーを開催し、人材育成基金も創設

▼パリ、ニューヨーク、アントワープに旗艦店出店

性急すぎるという懸念もあったが業界全体が拡大路線を競い合う時代だった。

ここに悪魔が襲いかかる。リーマンショックだ。私の耳には都合の良い話しか入らず財務内容や過剰投資で苦言を呈する側近もいなかった。私は裸の王様だった。

この記事から都合の良い報告や相談しているとトラブルが起き、起きた時にはどうしようもなくなっているものだと改めて感じました。

お客様との打ち合わせでもできないことはできない、確かな情報、状況を曖昧にせず伝えていこうと思いました。

住宅比較 浦和 竹内智哉

2021.09.27

日経新聞 私の履歴書 を読んで 山本耀司氏 (12)

辣腕入社「不可能」を実現 業界に「資本の論理」、退場者続々

 1990年代〜2000年代にかけて業界は「資本の論理」が権威を誇示するようになってきます。独立系のブランドで経営を誇示するようになっていきます。独立系ブランドを次々と買収していき、デザイナーが創業したブランドで経営危機に陥る企業が目立ちました。文化服装学院の卒業生でデザイナーでもある高田賢三さんは「ケンゾー」デザイナーも引退することとなりました。その10年後、山本耀司氏も民事再生法の適用申請する事態に陥りました。

 T氏というイタリアの混紡会社で日本法人社長を務めた実績を持つ人が入社しました。語学力・交渉力・人脈や労務・法律知識ができなければ実現できない仕事で成果を残し、会社としては手放せない人材になったといいます。日本では副社長に処遇したそうです。T氏は「不可能」と言わずに実現する能力があり、教養も豊かで弁も立つ人だったそうです。

 能力が高いということは、自分だけでなく周りにも影響を与えることができます。学ぶ姿勢を強く持ち1日を過ごしていきます。

住宅比較株式会社 中津 祥一郎

 

 

2021.09.26

ビジネスマンのための般若心経②

仏教の根元には、「縁」という考え方があります。縁側の縁です。縁は条件、あるいは契機という意味で、

関わり合いに深く関係します。例えば網の目を考えてみましょうか。網の目の一つが存在できるためには、

その周囲の無数の網の目がなければなりません。すべてはつながり合っていて、それによって存在できているのです。

すべてが関わり合わなければ、何も生じてはこないということです。

自分が自分が…ではなく、自分を取り巻く人々すべてに感謝の気持ちをもって、思いやりをもって接することが大切だと思いました。

                     春日部店 赤松 誠

2021.09.26

日経新聞 私の履歴書 を読んで 山本耀司氏(11)

音楽

昔から音楽が大好きだ。難しい理由などない。魂を無性にゆさぶられるのだ。1980年代半ば。生涯忘れられないような体験をした。場所は沖縄県西表島。

素材を求める旅だった。・・・時の流れに逆らわず、自然に寄り添い、素材に命を吹き込む。生活に密着した物作りの原点を見た気がした。

西表島 魂のブルース 情熱込め、自作曲でショー演出

あの頃の俺には魂があった

それを確かめるために汗を流したり人を信じるために喧嘩もしたけどNnn

いつの間にか流されて

山本氏の記事から自分はプロではないので下手なのはわかっている。でもどの楽曲もその時々の思いと情熱を込めて作ったつもりだ。とありました。

私はまだまだ本業に関しても全く力が足りていないと再度認識いたしました、力が足りていない上に、今できる全力を本当にやりきるだけやっているかと振り返ると足りていないと感じました。

今から全てのお客様に対して、やりきろうと思います。

慎始敬終

住宅比較株式会社 浦和 竹内智哉

2021.09.25

日経新聞 私の履歴書 を読んで 山本耀司氏(10)

北野 武

 六本木のカラオケ店。

 ある晩、私は映画監督の北野武さんと隣同士で酒を飲んでいた。店内ではたけし軍団のメンバーが裸でハチャメチャに暴れている。そんな喧噪(けんそう)とは裏腹に、私と武さんとの間にはまるで別世界のように穏やかな時間が流れていた。「耀司さん。おいらさ、映画のネタを8つ抱えてんだ」「8つも? じゃ、1つくらい俺にコッソリ教えてよ」ニヤリと笑うと、武さんは興味深い逸話を語り始めた。…

北野氏が手がける映画の衣装を山本氏が行うきっかけの話が記載されておりました。

映画でファッションショー 男の友情

「映画でファッションショーをやらせてもらいます。」主演女優の菅野美穂さんに面会し独自にイメージを膨らませた。・・・衣装を初めて見た武さんはひどく面食らっていた。ホームレスの衣装だから、擦り切れたジャージのような衣装を想像していたらしい。・・・

男女2着の褞袍は創業16世紀という京友禅の老舗、千總に頼んで仕立てた。費用は1千万超。全て自腹である。でも武さんとの関係はお金ではない。男と男の友情。男気なのだ。

人との繋がりがあるから、人との繋がりを大切にしているからこその出会いがあったのではと感じました。そして相手の思い描くものを超えていくから相手に感動を与えられると思いました。

お客様が気づかない・知らない・欲しい情報、思い描いているものを超えたことをご提案できるように考えていこうと思います。人に影響を与え感動させらる、人を感化する人になりたいと思いました。

感孚風動

住宅比較株式会社 浦和 竹内智哉

2021.09.24

日経新聞 私の履歴書 を読んで 山本耀司氏(9)

舞踏と空手

私はなぜかドイツ人の芸術家と気が合うようだ。ブッパタール舞踊団を率いる前衛舞踏家ピナ・バウシュの公演を初めて見たとき、彼女の研ぎ澄まされた究極の肉体表現に大きなショックを受けた。

「二律背反」という言葉が真っ先に頭に浮かんだ。まさに威厳と優雅さが目の前を歩いている感じ。愛と孤独、暴力と優しさ、緊張と弛緩(しかん)……。相反する感情を芸術の域まで引き上げて表現していた。

「理想の女性」モードと融合 「二律背反」

「舞踏家と空手の肉体表現を即興で競演させたいんだ」、前述されているピナ・バウシュとのコラボレーションの記載がありました。動と静、西洋と東洋が対峙し、溶け合うことで新たな前衛空間をつくり出す。コラボレーションの難しさは互いに気兼ねし、譲り合っていたら失敗すること。衝突も恐れぬ勇気と無心があってこそ輝きを放つのだ。

1つの出来事をきっかけに自身の将来が変わっていく、そんな体験を感受性豊かに捉えているかが自身の成長の道かと感じました。たくさんの場があって、出来事があって成長・進歩のチャンスを日々逃していると思いました。気兼ねし、譲り合っていたら失敗すること、きっかけを感じ取れる感受性を意識して成長していきたいと思います。

感受性

住宅比較株式会社 浦和 竹内智哉

2021.09.23

日経新聞 私の履歴書 を読んで 山本耀司氏(8)

  オペラ

1990年、旧東ドイツ出身で20世紀を代表する前衛劇作家ハイナー・ミュラーが、なぜかアポ無しで現れ、「ヨウジ、俺と一緒にオペラの伝統を壊さないか?」と誘われたそうです。ドイツのバイロイト音楽祭の演出を任せられました。 

山本耀司氏は、断る理由がなかったそうです。協力的なスタッフが多く恵まれ、パリとドイツを行き来する生活を3年間生活をし、演出を手掛けました。

音楽祭の演出の依頼は、ヴィムのおかげで依頼があったそうです。ご依頼がなければ、働く意味がなくなってしまいます。ご依頼の数は信頼の数であり、日々お客様のおかげで成長ができていることを忘れてはならないと再確認しました。

感謝の心

竹内・中津

2021.09.22

日経新聞 私の履歴書 を読んで 山本耀司氏(7)

兄弟

兄弟みたいだなと思った。

「さすらい」「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」などの名作で知られるドイツ出身の映画監督ヴィム・ヴェンダースと初めて会ったときの印象である。場所はパリのポンピドゥー・センター。・・・やりたいことは山ほどある。パリで展覧会などを開いてメディアから「巨匠」扱いされるのは真っ平ごめんだ。

・・・とても不思議な感覚だった。初対面なのに彼の眼を見ただけでなぜか長年の親友のような気持ちが込み上げてきた。

日独敗戦後の廃墟で育つ

日本とドイツは第2次世界大戦の敗戦国。ともに戦争の廃墟で米国の文化の影響を受けて育ったという共通体験を抱えていたことが大きな理由かもしれない。・・・2人は兄弟のような固い絆で結ばれている。

育ってきた環境・成長した環境・経験を得た環境とどういった環境で生活をしたのか、どういった環境を作ったのか、そこでそういう方と出会い何を感じたのかと私は何も考えずにただ何となく日々を送ってしまっていたかと反省いたしました。振り返り、今からこれからそういう環境を作るかを考えて生活していかなければと思い返させていただけました。

日々成長・場を作る

住宅比較株式会社 浦和 竹内智哉

2021.09.21

日経新聞 私の履歴書 を読んで 山本耀司氏(6)

殻を破る

居心地が悪くて仕方ない。1981年にパリに参戦して以来、「黄禍」と嫌われていたのに、いつの間にやら「巨匠」と持ち上げられ、揚げ句の果てには「パリコレの救世主」ともいわれていた。

私はため息をついた。「アンチモード」を自任してきたのにモード界のど真ん中に座らされている。日の当たらない周辺部にいるからこそ心に鬱積した怒りや屈辱をバネに仕事ができるのだ。「巨匠」にされたらエネルギー源を奪われたも同然。

周りから評価を受け、認められる状況になったのに自身の成長や業界の進歩が止まると考え、もっと恥ずかしいことをしてみよう。自分を取り戻すために。

目標を持ちここまでやりきっている方でも常に先へ先へと進もうとしているのに自分は現状からの変化を嫌い殻に閉じこもっていると感じました。

何かをしなければ何も変わらない、ただ退化していくだけと改めて認識いたしました。

住宅比較株式会社 浦和 竹内智哉

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