不動産コンサルティングの住宅比較株式会社

スタッフブログ

日経新聞 私の履歴書 を読んで 山本耀司氏(9)

2021.09.24

舞踏と空手

私はなぜかドイツ人の芸術家と気が合うようだ。ブッパタール舞踊団を率いる前衛舞踏家ピナ・バウシュの公演を初めて見たとき、彼女の研ぎ澄まされた究極の肉体表現に大きなショックを受けた。

「二律背反」という言葉が真っ先に頭に浮かんだ。まさに威厳と優雅さが目の前を歩いている感じ。愛と孤独、暴力と優しさ、緊張と弛緩(しかん)……。相反する感情を芸術の域まで引き上げて表現していた。

「理想の女性」モードと融合 「二律背反」

「舞踏家と空手の肉体表現を即興で競演させたいんだ」、前述されているピナ・バウシュとのコラボレーションの記載がありました。動と静、西洋と東洋が対峙し、溶け合うことで新たな前衛空間をつくり出す。コラボレーションの難しさは互いに気兼ねし、譲り合っていたら失敗すること。衝突も恐れぬ勇気と無心があってこそ輝きを放つのだ。

1つの出来事をきっかけに自身の将来が変わっていく、そんな体験を感受性豊かに捉えているかが自身の成長の道かと感じました。たくさんの場があって、出来事があって成長・進歩のチャンスを日々逃していると思いました。気兼ねし、譲り合っていたら失敗すること、きっかけを感じ取れる感受性を意識して成長していきたいと思います。

感受性

住宅比較株式会社 浦和 竹内智哉

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