不動産コンサルティングの住宅比較株式会社

スタッフブログ

2021.09.21

日経新聞 私の履歴書 を読んで 山本耀司氏(6)

殻を破る

居心地が悪くて仕方ない。1981年にパリに参戦して以来、「黄禍」と嫌われていたのに、いつの間にやら「巨匠」と持ち上げられ、揚げ句の果てには「パリコレの救世主」ともいわれていた。

私はため息をついた。「アンチモード」を自任してきたのにモード界のど真ん中に座らされている。日の当たらない周辺部にいるからこそ心に鬱積した怒りや屈辱をバネに仕事ができるのだ。「巨匠」にされたらエネルギー源を奪われたも同然。

周りから評価を受け、認められる状況になったのに自身の成長や業界の進歩が止まると考え、もっと恥ずかしいことをしてみよう。自分を取り戻すために。

目標を持ちここまでやりきっている方でも常に先へ先へと進もうとしているのに自分は現状からの変化を嫌い殻に閉じこもっていると感じました。

何かをしなければ何も変わらない、ただ退化していくだけと改めて認識いたしました。

住宅比較株式会社 浦和 竹内智哉

2021.09.20

日経新聞 私の履歴書 を読んで 山本耀司氏(5)

モード界

世界のデザイナーと交流

山本耀司氏が世界の多くのデザイナーから影響を受け、多くのデザイナーに影響を与えたことが記載されておりました。

アニエスベー   

力が抜けたそんな空気感がいいなと思い、1984年にオープンした南青山の旗艦店の店づくりにも早速取り入れたくらいだ。・・・まさに自由に生きる女という感じで格好良かった。

アズディン・アライア  

セクシーさを追求する作風は私と対極に位置するが、作品の完成度に関してはもう唸るしかない。しかも彼自身が持つ反骨精神や人間的な魅力に私は親近感を覚えた。メディアにもバイヤーにも一切媚びない孤高の姿勢を貫いた。そんな「ひねくれ者」が私は大好きだ。

アレキサンダー・マックイーン、ソニア・リキエル・・・

多くの方と接点を持ち、多くの影響を受け、多くの影響を与える。私は今まで多くの方と出会って多くの学べる機会を逃しているのだと感じました。相手がどういう考えで何を行っているのか、真意は何だったのかと常に考えていれば、より多くの成長ができたと思います。日々行っている方と私では365日の差が毎年続いています、今までやった方と差を埋めるには量を増やすしかないと思いました。

万象皆我師

住宅比較株式会社 浦和  竹内智哉

 

2021.09.19

日経新聞 私の履歴書 を読んで 山本耀司氏(4)

東コレ

 東京コレクションをテコ入れする構想も浮上する。パリ・ミラノ・ニューヨーク・ロンドン・・・。世界には四大コレクションがあるが、東京もその一角に食い込もうとしていた。日本人デザイナーの海外での活躍に加えて、日本自身が世界に影響を与える巨大市場に成長を遂げていたからだ。もともと東コレは日本人デザイナー有志が74年に発足させた「TD6」を母体に運営されていた。個性派揃いのデザイナー同士だけに協調性に欠け81年には「TD6」は解散していた・・・

欧米に伍して発信力強化

 ショーの時期や場所がデザイナーごとにバラバラではバイヤーやメディアが集まらず発信力も高まらない。集団行動が特に苦手な私や川久保さんは「調和を乱す問題児」と見られていたかもしれない。

 私を説得したのは文化出版局の久田尚子さんだった。「欧米に伍して東京の発信力を高めたい」という熱意がヒシヒシと伝わってきた。会話の中身も覚えていない。ただ脳裏に浮かんだのは東コレのテコ入れに情熱を見せる久田さんの顔だった。

(日経新聞 9月19日 抜粋)

 「熱意がヒシヒシと伝わってきた。」「情熱を見せる久田氏の顔だった。」

人を動かすものは熱意であると感じました。会話でもなく、「情熱を見せる顔」。情熱を見せる顔となるほど相手に伝えられているか、その準備はできているか、常に考えているかと振り返ると全く足りていない部分と反省いたしました。熱を持ち、熱を伝えます。

住宅比較株式会社  竹内 智哉

2021.09.19

ビジネスマンのための般若心経①

今の時代、ネットビジネスの時代だという。スピード経営の時代、科学技術の驚異的な進歩とエスカレートしていく利潤の追求に目がくらんでしまって、事業関係者の誰もが大切なものが奪われていることに気づかなかったのではないでしょうか。大切なものとは、人間関係にほかなりません。人間同士の関係です。事業家の先駆者の方々は、こうおっしゃってました。

松下幸之助 「事業を通しての人生観、事業観、社会観を確立すること」

稲盛和夫 「この事業が世のため、人のためになっているかどうかを、つねに考えなければいけない」

森村一左右衛門 「人間は、人を助けなければ自分も生きることはできません。この気持ちをもって教育に打ち込み、経営で得たものを社                        会に還元していきたい」

人のため、社会のためといった感じ方、考え方が、いま必要なのではないでしょうか。

コロナ禍ではありますが、自分さえよければいいという考え方を改め、一人一人がこの考え方をもって行動すれば、良い流れに変わってくるのではないでしょうか。

                            春日部店 赤松 誠

2021.09.18

日経新聞 私の履歴書 を読んで 山本耀司氏(3)

DCブーム

全国の街角に「カラス族」

 山本耀司氏の服作りの基本イメージは、理想の女性をイメージしていることが多いそうです。密着するよりブカっと作業着のような服に憧れを持っており、体と服の間に空気が入る「間」がある方が布地が美しく見え、そして、黒を使う意味は誤魔化しが利かない色であるから、着る側や見る側の視線は派手さに左右されず、造形や美しさが自然に見えるとおっしゃっています。

 DCブームは1980年代全国のあちこちの街角に黒ずくめの服装で髪を短く刈り上げていた「カラス族」が出現していたそうです。81年には田園コロシアム(89年閉園)で開いたショーには8000人も詰めかけたそうです。

 山本耀司氏のおっしゃっている「間」と「自然」は、何においても大切である要素だと感じました。お客様と会話するときの「間」、「自然」に振る舞える行動これを身につけることが、今の私にはまだ足りていないと思っています。私たちはお客様からいただく時間をより良いものとするために精進していきます。

住宅比較株式会社

竹内・中津

2021.09.17

日経新聞 私の履歴書 を読んで 山本耀司氏 (2)

黒の衝撃

賛否両論揺れる西洋の美

直線裁ちや着物の柄など日本人デザイナーが安易に打ち出しやすい要素を全て排除した。へそ曲がりなので外国人に受けそうなことはあえてしたくなかった。

山本耀司氏がパリで初めてショーを行うときのことが載せられておりました。

黒、穴あき、左右非対称などと西洋の洋服作りではタブーとされた伝統を根底から覆すような作風を実験するように繰り返しショーで披露した。これが「黒の衝撃」と呼ばれる激しい論争を巻き起こしモード界全体を揺さぶる。当初はメディアの反応は否定的、露骨に不快感を示す論調や辛辣な記事が多かった。西洋の伝統的な美意識や秩序を冒涜する日本人の挑発だとされてしまった。

一方で革新系メディアを中心に新たな服の着こなしと賛辞する記事も増えていきこうした論評に触発され奮起できた。自分の作品がメディアから完全に無視されるよりは批判された方がずっとマシかもしれない。

山本氏の自身のスタイルを貫き、受け入れられることを優先するのではなく、新しい文化を作ることを貫き通すことを優先した決断に魅力を感じました。私であれば相手にどう見られるかプラスになるでもマイナスになるでもない状況を維持したいと考えてしまいますが、周りに影響を与え批判されても自身の行動・考えを貫き続けることの凄さを知りました。

成長・発展を常に見ている方の視点、こういった視点で物事を見れるようになりたい・・・

住宅比較株式会社

竹内・中津

2021.09.16

日経新聞 私の履歴書 を読んで 山本耀司氏 (1) 

黒・穴あき・左右非対称をモチーフにした前衛的な服作りで、ファッションデザイナーの山本耀司さんは世界のモード界に衝撃を与えました。父が戦死し、東京・歌舞伎町に洋装店を開いた母に育てられたことで、自立したキャリア女性のための服作りに目覚めます。映画界の巨匠、北野武さんやヴィム・ヴェンダースさんとの交遊秘話もまじえながら、起伏に富んだ半生を紹介します。

SDGsってなんですか?世間の一般常識を知らない私、金利が数年で上がりそうと新聞に載ってましたね!とお客様から聞いて知る私、これはマズいと今更ながら感じ同僚と新聞を読み始めました。

9月16日の記事

パリ参戦

山本氏が日本全国でワイズを出店し、海外に進出をする際の話でした。記事によると、山本氏が海外進出を決めたのは「国内はほぼ制覇できた、パリに店でも出そうか。」「小さな店を構えて、自分の服の愛好者が少しでも来てくれたらうれしい」というくらいの軽い気持ちでスタートしました。その後、ワイズはアンチモードの服作りだから富裕層の集まる街ではなく若者の集まり街への出店、生地選びの感性も鋭くどぶ板営業もこなすガッツを持っている人材の派遣、叶わなかったが、「前衛」と同イメージをもたれているコムデギャルソンとの同時進出、お披露目を兼ねたフロアショーの開催と計画を立て準備を進めていることが載せられておりました。

この記事から、国内でしっかりとした地盤を築き、さらに大きく広く成長していこう、根拠を立てた計画を立て実施していく、行ったことには必ず根拠があり、なぜ海外進出したのか、なぜこの街に出店したのか、なぜこの人を派遣したのかと考えられているから成功しても失敗しても先に進めているのではないかと感じました。私もお客様に対する計画・行動・反省・改善を考えるようにしていきます。

住宅比較株式会社  竹内 中津

2021.09.15

テニスで健康管理

こんにちは。

昨今のコロナ禍による自粛や在宅ワークで、運動不足の方も多いのでしょうか。住宅比較株式会社では、親交のあるテニススクールにて週に1回テニスを行い、福利厚生と健康管理の両立を図っております。

先週のレッスンの1コマ

通い始めたスタッフは未経験者が多く、初めは運動量の多さにしんどさが勝っていましたが、今ではレッスン終盤のゲームで盛り上がるようになりました。少人数制のスクールなので感染対策も運動した達成感も大きいです。

ストレス発散の方法も限られてしまう今の状況ですが、メリハリのある生活で仕事への集中力や効率アップもしていきたいです。

2021.08.31

般若心経 般若心経

なんだかいい気持ちになってきました。般若心経には微妙で不思議な力があることは間違いありません。

ここまで読んでこれられた人は、私のいうことを実感されたはずです。

これまでガンジス河の砂の数よりも多い、数えることもできない人々がしてきたと同じように、

般若心経を声を出して読みつづけましょう。

                       春日部店 赤松 誠

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