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【分譲】唯一無二の高級建売分譲

こんにちは。住宅比較の森田です。

いま、都心を中心に「建売分譲」の認知が変化しています。

「注文住宅では建物の予算が合わなかったり、一から希望の土地を探すのが困難であったりする消費者向けに比較的安価ですぐに住める新築が提供される」という印象の強い建売分譲ですが、

大手事業者による高価格帯の建売分譲戸建住宅

の開発が相次いでおり、その市場は少しずつ広がりを見せると同時に、知る人ぞ知る存在であった

高級建売住宅

もまた、限定的な供給ながら注文住宅との競合が進むなど、もはや供給の多さだけでは差別化できない多様化が各社進み始めているようです。


大手メーカーの高価格分譲戸建

■野村不動産

2022年に同社初の2億円超の分譲戸建住宅5戸を、2023年も第二弾として6戸を成城に供給。いずれも即日完売。

今年、東京都世田谷区に2億円超の物件に特化した販売拠点「プラウドシーズンギャラリー駒沢」を開設。

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城南・城北エリアや横浜市青葉区で10案件を手がけ、2025年までに順次供給する計画です。


■トヨタホーム

2022年に都市型の高級戸建分譲シリーズ「Toyota Home Est」を立ち上げ、等々力で第一弾の4棟を供給。現在世田谷区内に16区画の開業が進んでいます。(経堂16邸公式ページへ)


■ポラスグループ

建売住宅が主力の地場大手ポラスグループも、西部線沿線の都内や景観地区など、エリアによっては高価格化を進めています。


限定供給「高級建売住宅」差別化進む

■諸戸の家

約20年名古屋で建売住宅を供給する同社は、3年前に東京にも拠点を開設。都内で5億円の建売住宅の供給を開始しました。元は数寄屋造りの和風注文住宅を手掛けていましたが、現在は建売に特化しています。

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■アイネスト

ホームページを訪れるとまず飛び込む「建売の常識を覆す。」というコピーのとおり、設立から20年以上城南・大田・世田谷・渋谷に特化して1000棟以上の建売戸建を供給してきた同社。

物件ごとにディレクターを配し、エリア特性や敷地の特徴、街の景観などを意識しながらそれぞれに合ったコンセプトを考え、唯一無二の街並みを作っていることが特徴です。この大きな強みで、東急沿線中心の開発から、小田急沿線や京王線沿線といった世田谷区北部での新規ニーズを掘り起こして実績を重ねています。

京王線明大前駅徒歩3分の物件」、はじめは3棟供給で計画されていました。本来なるべく多くの棟数を供給してなんぼの建売分譲ですが、床面積や斜線制限の課題を鑑み、敷地のポテンシャルを最大限生かすのは2棟と判断し、計画が変更されました。


建売専門業者が見る価格上昇の背景

このように、大手事業者も進める高価格帯建売の供給ですが、高価格の背景として、アイネストの専務は

・城南エリアは特に人気が高いため、購入検討者が多い分供給する事業者も増える(物件が競合する)

・用地価格、建築資材、人件費すべてが上がっているため、以前よりも高価格で建売を供給せざるを得ない側面もありうる

と見ています。

大手建売住宅は、市場拡大の前提として相当数の供給棟数を確保することで経済効果を得ているケースが多く、高価格帯の建売もそのスキームの延長にあります。一方同社は城南エリアに特化していることから、仲介業者との関係を構築してきた中で、ここ数年の価格上昇でも、用地を安く仕入れているということはなく、年間50から60棟の供給ではコストは下がらないといいます。


働き盛りの富裕層の購入動機にこたえる

アイネストの顧客の中心は35歳から45歳くらいの会社経営者や医師・弁護士など、働き盛りの富裕層。一見注文住宅の購入検討者と重なりますが、資産はあるものの時間がないという人も多いようです。

2年ほどかかるといわれている注文住宅購入の工程は、タイパに見合わない。でも出回っている物件は嫌だ。

そんな富裕層の購入動機をかなえるべく、同社は独立事業でディレクターたちによる唯一無二のデザインを実行することで、オンリーワン、あなただけという特別感を生み出しています。

金額が高くても、納得がいって自分が欲しいと思うものには出し惜しみしないという顧客が増え、「不動産は資産」という感覚が広がっているようです。

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