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【値上げ】23区分譲マンション賃料上昇止まらず

こんにちは。住宅比較の森田です。

以前の記事でも紹介したように、今、金融界隈は日銀の動向にどよめき、注目しています。

今、日本は41年ぶりの高水準インフレですが、形上デフレを脱却したものの、家計が物価上昇に追いつかず、低所得層を中心に負担が増え続けています。

様々な物価が上昇を続けていますが、今回は2023年1月21日の日経新聞より、

東京23区の分譲マンションの賃料上昇

についてご紹介します。

東京カンティがまとめた2022年12月の分譲マンション賃料は、東京23区が前月比49円高い、

1㎡あたり3875円

でした。この上昇は3ヶ月連続です。お互い都内勤務で駅近に住みたいような、共働き世帯のマンション需要により高値圏での推移が続いています

埼玉県は15円高い1917円と2ヶ月連続で上昇。これは過去1年で最も高い水準です。

東京都心の賃料が高止まりするなか、出費を抑えたい層の受け皿となるのが東京近郊の住宅ニーズです。

しかしこれは12月時点での統計であり、日銀政策が大きく動いたのは12月後半ですから、今後物価上昇の影響で住宅コストを抑えたい世帯が増えてくることを考えると、賃料が高い物件の需要はやや弱くなってくることが予想されます。都内のマンション購入を検討している人は少し慎重になるべきかもしれません。逆に売却を考えている人は、分譲マンションの予算で見送った層を狙った売り時ともいえるのではないでしょうか。

また、ローンの借入額を減らす為に注文住宅の頭金を貯めようとしている方、物価上昇の今、貯めるまでの期間で家賃がいくらかかるのか今一度見直してみてはいかがでしょうか。

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