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春日部市で家を買うvs賃貸|50年コスト1億円時代のファミリー向け徹底比較

「このまま家賃を払い続けるか、思い切ってマイホームを買うか」——お子さんの成長とともに手狭になった部屋を前に、そんな悩みを抱えていませんか? 2026年3月に公表された専門家の試算では、持ち家でも賃貸でも、50年間の住居コストは1億円を超えることが改めて示されました。本記事では、春日部市でマイホーム購入を検討するファミリーに向けて、最新の金利・家賃データをもとにシミュレーション結果をお伝えします。

まず押さえたい3つのポイント

No. テーマ ポイント
1 買っても借りても1億円超 3年前と比べて約2,000万円コストが増加。「どちらが得か」ではなく「どう備えるか」が重要です。
2 春日部市なら月々約12.0万円 変動金利0.64%(埼玉りそな銀行)で5,000万円の物件を購入した場合の返済額です。マンション3LDKの家賃8.1万円との差は約3.9万円ですが、資産として手元に残ります。
3 ローンにはタイムリミットがある 団信(団体信用生命保険)の加入や35年返済を考えると、35歳にはシミュレーションを始め、40歳までに方向性を決めるのが安心です。

なぜ50年で1億円を超えるのか? ——インフレ時代の住居費

専門家の協力による最新の試算では、首都圏の標準的な戸建てを購入した場合の50年間コストは約1億900万円、賃貸を住み替えながら暮らした場合は約1億660万円とされています。両者の差はわずか240万円程度で、住宅ローン控除(減税)を加味すれば、コストはほぼ互角です。 3年前の同様の試算と比べて約2,000万円も総額が増えた背景には、物件価格の上昇(不動産価格指数が3年で約10%上昇)、修繕費の高騰(消費者物価指数ベースで12〜15%上昇)、そして都市部を中心とした家賃の値上がりがあります。

見落としがちな「高齢期の出費」

賃貸暮らしでは、定年後も年間170万〜190万円ほどの家賃負担が続く可能性があります。一方、持ち家はローン完済後に月々の支払いが軽くなりますが、築30年前後で大規模な修繕が必要になることが多く、屋根・外壁の補修が重なると一度に数百万円規模の出費となるケースもあります。「ローンが終われば安心」とは言い切れません。

春日部市で買うといくら? 価格帯別シミュレーション

ここからは、春日部市で4,000万〜6,000万円の物件を購入する場合の具体的な数字を見ていきましょう。金利は埼玉りそな銀行の変動金利0.64%、自己資金10%、返済期間35年で試算しています。

月々の返済額と総返済額

物件価格 借入額 変動0.64%
月々返済
変動0.64%
35年総返済
フラット35(2.36%)
月々返済
フラット35(2.36%)
35年総返済
4,000万円 3,600万円 約9.6万円 約4,019万円 約12.6万円 約5,293万円
5,000万円 4,500万円 約12.0万円 約5,024万円 約15.8万円 約6,616万円
6,000万円 5,400万円 約14.4万円 約6,029万円 約18.9万円 約7,939万円

※元利均等返済・ボーナス払いなし・金利は全期間一定と仮定。変動金利は将来変動するリスクがあります。

変動金利とフラット35の差額は、5,000万円の物件で月々約3.8万円、35年間で約1,592万円にもなります。変動金利のほうが当面は大幅に有利ですが、金利上昇リスクをどこまで受け入れるかは家族でよく話し合いたいところです。

春日部市の家賃と比べるとどうなる?

現在、春日部市でファミリー向け(3LDK/4K以上)に住んでいる場合の家賃相場は以下のとおりです。
物件タイプ 月額家賃 4,000万購入
との月額差
5,000万購入
との月額差
6,000万購入
との月額差
マンション 8.1万円 +1.5万円 +3.9万円 +6.3万円
アパート 9.2万円 +0.4万円 +2.8万円 +5.2万円
戸建(賃貸) 11.0万円 −1.4万円 +1.0万円 +3.4万円

※家賃相場は2026年1月時点(出典:添付データ)。購入は変動金利0.64%で試算。

注目すべきは、4,000万円台の戸建てを購入する場合。現在の変動金利0.64%なら、月々の返済額(約9.6万円)は戸建賃貸の相場(11.0万円)を下回ります。ローン返済は「掛け捨て」ではなく資産として残るぶん、このゾーンが春日部市ファミリーにとってひとつの目安になりそうです。

金利が上がったらどうなる? 感応度チェック

変動金利を選ぶうえで気になるのが「将来の利上げ」。物件5,000万円(借入4,500万円)を基準に、金利が上昇した場合のシミュレーションです。
シナリオ 適用金利 月々返済額 35年総返済額 基準との月額差
★ 現在(基準) 0.64% 約12.0万円 約5,024万円
金利が0.5%上がった場合 1.14% 約13.0万円 約5,459万円 +約1.0万円
金利が1.0%上がった場合 1.64% 約14.1万円 約5,917万円 +約2.1万円
金利が1.5%上がった場合 2.14% 約15.2万円 約6,397万円 +約3.2万円
金利が1%上昇しても、月々の増加は約2.1万円。ボーナス払い併用や繰り上げ返済の余力があれば、十分に対応可能な範囲といえます。仮に1.5%上昇した場合でも月額約15.2万円で、春日部市の戸建賃貸(11.0万円)+4.2万円程度です。ただし、お子さんの教育費がかさむ時期と重なると家計がタイトになるため、「金利+0.5%でも余裕がある」水準で借入額を決めるのが安全策です。

持ち家 vs 賃貸:春日部市の50年トータルコスト

ローン返済だけでなく、固定資産税・修繕費・保険なども含めた50年間の住居コスト概算です(賃貸は戸建3LDK 月11.0万円で試算)。
項目 4,000万円 購入 5,000万円 購入 6,000万円 購入 賃貸(戸建3LDK)
メイン支出 頭金400万
+返済4,019万
頭金500万
+返済5,024万
頭金600万
+返済6,029万
家賃6,600万
その他 固定資産税600万
+修繕800万
+保険等200万
固定資産税600万
+修繕800万
+保険等200万
固定資産税600万
+修繕800万
+保険等200万
更新料275万
50年合計 約6,019万円 約7,124万円 約8,229万円 約6,875万円
購入−賃貸 差額 −856万円 +249万円 +1,354万円

※持ち家の固定資産税は年12万円×50年=600万円、修繕費は50年累計800万円と仮定。賃貸は2年ごとに家賃1か月分の更新料を想定。いずれも概算であり、実際の物件により異なります。
※マンション3LDK(月8.1万円)で試算した場合、賃貸50年コストは約5,085万円となり、4,000万円購入との差は約934万円に縮まります。

4,000万円台の物件であれば、50年の総コストで賃貸より約850万円おトクという結果に。さらに住宅ローン控除(省エネ基準適合・子育て世帯の場合、13年間で約267万〜357万円の減税効果)を加えると、購入の優位性がさらに高まります。

住宅ローン控除でさらに差がつく

物件価格 借入額 13年間の控除合計(概算)
4,000万円 3,600万円 約267万円
5,000万円 4,500万円 約328万円
6,000万円 5,400万円 約357万円

※省エネ基準適合住宅・子育て世帯等の借入限度額4,000万円、控除率0.7%、控除期間13年で試算。所得税・住民税の納税額が控除額に満たない場合、全額は使い切れません。詳細は税理士等にご確認ください。

春日部からの通勤時間は?

お子さんの保育園送迎と合わせて「ドア to ドア 何分か」は大きな判断材料ですよね。春日部駅から主要ターミナルへの所要時間はこちらです。
行き先 所要時間 主な路線
東京駅 約55分 東武スカイツリーライン→半蔵門線直通
新宿駅 約58分
池袋駅 約48分
大手町駅 約52分

※平日8:30着想定。乗換・待ち時間含む。ラッシュ時は+5〜10分の余裕を。春日部は始発駅のため、着席通勤の可能性もあります。

池袋・大手町方面なら50分前後。保育園の送迎に15分かかるとしても、家を出てから会社まで約70分以内に収まります。「通勤60分以内」のラインには惜しくもギリギリですが、始発駅で座って通勤できるのは子育て世代にはうれしいポイントです。

知っておきたい「住宅ローンのタイムリミット」

「もう少し頭金を貯めてから……」と先延ばしにしていると、思わぬ落とし穴が待っています。住宅ローンには実質的な”締め切り”が2つあります。 1つ目は団信(団体信用生命保険)の壁。住宅ローンに付帯する生命保険ですが、健康状態によっては加入を断られることがあります。年齢を重ねるほどリスクが高まり、40代後半から審査のハードルが上がる傾向があります。 2つ目は返済期間の壁。多くの金融機関が「80歳までに完済」を条件としているため、たとえば45歳で借りると最長35年のフルローンが組めず、返済期間は実質的に短縮されます。期間が短くなるほど月々の返済額は跳ね上がります。

返済期間で月々はこれだけ変わる

返済期間 月々返済額 総返済額 ポイント
35年 約12.0万円 約5,024万円 30歳〜なら余裕あり
30年 約13.7万円 約4,947万円 35歳スタートの目安
25年 約16.2万円 約4,871万円 40歳からだとこの水準
20年 約20.0万円 約4,795万円 45歳〜は負担大

※物件5,000万円・借入4,500万円・変動金利0.64%で試算。

35年と20年で月々の差は約8万円。お子さんの教育費が本格化する時期と重なると、家計への影響は無視できません。「いつか買おう」ではなく「いつまでに決めるか」を意識することが大切です。

あなたの最適解は? ファミリーのための判断チャート

春日部市で子育てファミリーが住宅を検討するとき、ぜひ次の3つの視点で考えてみてください。

① 月々の「余裕ライン」を決める

現在の家賃(マンション3LDK 約8.1万円)を基準に、プラスいくらまで出せるかがスタートラインです。月々+2万円まで(=約10万円)なら4,000万円台、+4万円まで(=約12万円)なら5,000万円台が目安になります。

② 学区と駅距離のバランスを決める

春日部市は東武スカイツリーライン沿線のため、駅近物件は利便性が高い一方で価格も上がります。少し駅から離れると、同じ予算で広い土地・新しい物件を選べるケースがあり、お子さんの学区と合わせて検討するのがおすすめです。

③ 金利タイプは「+0.5%でも耐えられるか」で選ぶ

変動金利は魅力的ですが、将来の上昇リスクがゼロではありません。毎月の返済額が+1万円になっても家計が回るかどうかをシミュレーションし、不安が残るなら固定との組み合わせも選択肢に入れましょう。

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Q1. 現在の月々の住居費は?

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本記事のシミュレーションをさらに詳しくまとめた「学区×月々×通勤 比較表」をご用意しました。春日部市内の主要学区ごとに、物件価格帯・月々返済額・通勤時間を一覧で比較できます。

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「自分の年収で、いくらの物件が買えるの?」「変動金利と固定、うちの場合はどっちがいい?」——そんな疑問に、住宅比較株式会社の専門スタッフがお答えします。オンラインでも対面でもご相談いただけます。

よくある質問

Q. 春日部市で4,000万円台の新築戸建ては見つかりますか?

春日部市は東京都心と比較して地価が手頃なため、4,000万円台の新築戸建ては選択肢が比較的豊富です。駅徒歩15分圏内でも候補があるエリアなので、まずは物件情報をチェックしてみましょう。

Q. 変動金利0.64%はいつまで続きますか?

将来の金利は誰にも正確には予測できません。日銀の金融政策や物価動向により変動します。本記事の感応度分析のように、+0.5〜1.5%上昇した場合のシミュレーションを事前に行い、上がっても返済できる水準で借入額を決めることが大切です。

Q. 賃貸のまま暮らし続けるのは損ですか?

一概に「損」とは言えません。賃貸には身軽さというメリットがあります。ただし、高齢期も家賃を払い続ける必要があること、高齢者向けの賃貸物件が限られることを考えると、早い段階から老後資金の準備を並行して進めることが重要です。

出典・参考

  • 日本経済新聞「居住コスト、持ち家・賃貸とも50年で1億円超 3年前より2000万円増」(2026年3月12日付)
  • 金利データ:埼玉りそな銀行ほか各行公表値(2026年3月時点)
  • 家賃相場:SUUMO調査データ(2026年1月時点)
  • 通勤時間:Google Maps Directions API(2025年4月時点)
  • 住宅ローン控除:国税庁「住宅借入金等特別控除」(2025年度税制)

※本記事の数値はシミュレーションに基づく概算です。実際の返済額・コストは物件・金融機関・個人の条件により異なります。住宅ローン控除は省エネ基準適合住宅・子育て世帯等の条件を前提とした概算であり、実際の控除額は所得税・住民税の納税額により変わります。必ずファイナンシャルプランナーや税理士等の専門家にご相談ください。
※変動金利は将来変動するリスクがあります。固定資産税・修繕費は概算であり実際と異なる場合があります。
※本稿の計算で使用した既定値:固定10年金利→1.30%(※既定値に基づく概算)、借入期間→35年、自己資金→10%

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