supersales

スーパーセールスの軌跡

凡人がスーパーセールスになるまでの軌跡 - 全30話

天狗の鼻が折れた

4/1、昨日の嫌な面談の翌日、いよいよ転職の初日を迎えることになった。昨日のN氏からの話は私の胸の中で気にはしていたものの、要は家族の幸せと自分の実力を発揮すれば良いのだと思っていました。本社での手続きを終え、いざ展示場へ。そこには、昨日のN氏(事業所長)。そして私の直属の上司になる私の4歳年下の店長(今後はK店長)が私を迎えてくれた。 なぜか、昨日の先制パンチとは違って、“期待しています”の一言…。 「あれっ!」と拍子抜け。 業務上のルールを教えていただき、展示場を案内してもらう。 1億円かかっているらしい…。 かなりゴージャスな展示場である。 入社前に、事前に資料を取り寄せ、当社の建物の予備知識は万全な体制! いつでもお客様を接客できる!と言う自信があふれてきました! そんな私を見てK店長からは、 「意欲は伝ってきますが、最初ですからじっくり行きましょう!」 第一印象は、一見ダンディ!話すと落ち着いた優しさのある上司と言った感じ。 K氏とは真逆な印象でした。 店長の成績は、年間で10棟位らしい… そのほかにも、外出中ではあるが3名の営業マンがいるらしい。 絶対に負けない!全員が私より年下であり、訳も分からずとにかく自信がありました。でも、世の中うまくいかないものです。 いよいよ現場デビューです。 しかし、接客をさせていただいても敷地調査のアポイントをとっても必ずお断りの電話が入ってきました。悪循環なもので、あせって来場いただいた方へ、先輩営業の接客順も無視してしまい、しまいには事務所の営業からも話をしてもらえない状況に陥ってしまいました。なぜなんだろう? 既にその段階で2ヶ月、ついに接客禁止はおろか、展示場への出入りが禁止になり、過去の来場者への飛び込み業務だけが、私の仕事になっていました。 そのころは、なんでうまくいかないのだろう?周りの人よりも話しは上手なのに…。と言う気持ちでした。こんな状況でも、自分の過信にまだ気づきませんでした。N所長からは、日々厳しい言葉をぶつけられ、ただただプライドが傷つくだけでした。きっとこのようなことが起こることを、回りの人たちは分かっていたのでしょう。気づかないのは自分だけ…。 正に天狗の鼻が折られた感じでした。 みんな、私のことを馬鹿にしているのだろう!会社に来るのも恥ずかしい。 もう、だめかなあと正直思っていました。でも辞めても次は無いし、家族に何と言えば良いかばかりを考えていました。 そんなときでした。K店長から気付きの一言をいただけたのは…。