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スーパーセールスの軌跡

凡人がスーパーセールスになるまでの軌跡 - 全30話

過信だらけの人生

わたしが住宅業界に入るきっかけは、とても単純な考えだったと思います。例えば人それぞれきっかけが違っていて、ある人は大学の専攻が建築だったり、実家が大工だからとか、物づくりに携わりたいなど、夢や希望を抱いて入社する人も多い業界だとおもいます。 そんな業界において、家は簡単に売れるもので簡単にお金が稼げるものと思っていました。 元々、私は某大手チェーンストアに高卒入社し、14年間勤めていました。この業界は女性が多く、とても華やかな世界で妻も同じ職場で知り合って結婚をしました。衣料品のマネジャーを経て、人事課長などを歴任してきたこともあり、どんな仕事でもやれると言う自信(過信?!)に満ち溢れていた時期だったと思います。また結婚をきっかけに実家の2世帯住宅を建てた際、住宅展示場を休みの度にグルグルまわり、住宅営業の方と接していてこのくらいの知識で仕事が出来てこの収入なら…と、どこか心の中で馬鹿にした考えを持っていたのだと思います。 当時は今のようにキャリアアップの為の転職が流行っていたわけでもなく、住宅ローンを抱えながら、家族を養っていくには低迷続きの流通業界では正直生活が出来ないと考えていました。丁度そのころに大々的なリストラが私どもの職場内でも行われ始め、人事という立場は、肩叩きのお手伝い役でもあり、私の心の中でこれ以上続けられないと言う気持ちから、転職を決意しました。  人生には何度かの転機(ターニングポイント)というものがあると思います。私の場合、今の成績を考えれば、転職がそれにあたるようにも思いますが、私の転機は私の上司になった人との出会いだったと思っています。その方とは今は職場は違うものの、アドバイスを師匠のように頂いている存在です。その人の考え方を一言で言えば、“過去を見ていない人”常に自分を未来に置いている人という印象です。当時初めて出会った時は、この人は何を考えているのかさえ理解ができない人でしたが…。 多分今後もこの方の話が端々に出てきますが、理解に苦しむことをご了承いただければと思います。