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スペシャリスト達の軌跡

トップセールスだけがたどり着いた結論。
そのSTORY。

interview

スーパーセールス第5話 「怪しい夫婦」(全30話)

profile

37ヶ月「注文住宅契約」連続達成という成果を出し、今なお現役の某住宅メーカー営業マンの奮闘の「軌跡」。

「注文住宅、連続契約37ヶ月・・・」。その言葉を聞いてビックリする人は少なくないでしょう。
5年くらい住宅営業を続けてきた人なら、そのすごさが分かるでしょう!!しかもこの営業マンは、「住宅展示場の営業マン」です。
・・・という事は、「ローコスト住宅や建築条件付住宅の販売員ではない」ということです!!
さあ、あなたも「スーパーセールスマン」の扉を開きましょう!!きっと「違う世界」がみれるはずです。
(この「スーパーセールスの軌跡」は、2008年9月より連載していた内容を再掲載しています)

K店長からの一言をきっかけに、日々の業務への不安から、謙虚な気持ちで受け入れられることが出来れば何かが起こるという期待感が生まれるようになっていました。
そんな時こそ本当に大変なことが起こるのです。
住宅営業を続けていくきっかけが…。

初夏ではありましたがとても暑い日曜日、いつものように午前中から過去来場者への訪問を続けていました。予定の10件を完了したところで展示場へ立ち寄ったところ、休日ではありますが、ほとんどの営業が外出中で、接客要因が不在の為、私に久しぶりに展示場の待機が許されました。
心の中では、ダイコン・ダイコンと考えながら…。
すると玄関から大きな声で「すいませーん」と呼ぶ声が…。
玄関には赤外線のブザーも付いていましたが、ともかく元気な声でした。
慌てて玄関に出ると、50歳後半くらいのご夫婦が立っておられました。
服装は上がTシャツ、下がジョギングパンツにウェストポーチ。
一瞬、「…怪しい!」
『ジョギングの途中かな』と思いつつ、「いらっしゃいませ!」と大きな声でお出迎え!大の大人が、モジモジしながら何かを言おうとしているが不安な様子。
「暑かったでしょう冷たいお飲み物でも…。(この言い方も、店長直伝)」
すると、奥様に即されたようにご主人から…。
「以前、むこうに建っていた展示場は無いの?」
『?!』
それは、1ヶ月前まで駅をはさんだもう一つの展示場にあったモデルハウスの事だとすぐに分かりました。
残念ながら老朽化のため、閉鎖して解体したばかりでした。
わたしは「スイマセン。先月解体してしまいまして…。気にって頂いていたのですか?」お客様「う~んまあ…。それじゃあの家はもう作れないの?」
私はあまり良くわかってなかったのですが「注文住宅ですから大丈夫です!」ダメダメな私が頼れる、唯一の得意技のダイコンは使えないが…。“笑顔”で答えました。
ご主人から「あれは坪単価でいくら位するの」
『ヤバイ!解らない質問だ・・・』
今までなら、その場しのぎに適当に応えていたと思いますが、仲間に頼ることが出来るようになっていましたので、「スイマセン!今ベテランに聞いてきます!」と素直に応え、事務所に戻る!
その展示場に在籍していた担当の方に連絡をとる。
すると「65万円と言っておいて!」とても簡単な回答に戸惑いながらお客様へ報告!
「65万円です!」
ご夫婦は、顔を見合わせ…少しの間が!
私も“ヤバイ事を言ってしまったかも…!”
と思ったときに、
ご主人から…「じゃあ、それください!」
『…!!!』
やっぱり怪しい…。