不動産コンサルティングの住宅比較株式会社

スタッフブログ

2022.11.23

日経新聞 私の履歴書 宮本洋一22を読んで

【本文】

「不良資産処理が終わり、収益力向上に集中する環境が整ったので若返りにより活性化をはかる」。2007年5月の社長交代発表の記者会見で前任の野村哲也さんは退任の理由をこう述べた。清水建設はバブル期に急拡大した海外不動産事業において、多額の損失を抱え込み、野村さんの前任社長の今村治輔さんの時代から整理・撤退を進めた。「不良資産は全部きれいに掃除したからな」と言われ、野村さんから経営を引き継ぐことになった。…

【感想】

お客様の期待を超える価値を提供し続けることが一番だが、クレーム対応も重要な要素、ミスが起こったら間髪おかず、お客様に報告し、正しく直す。宅地建物取引業としての責任を全うしなければならない。

著者の言葉を我が社にも置き換えることができる。また、間違いを起こさないためのチェック体制を現場や重要事項説明書などの書類をただ漫然と見るのではなく、常に問題意識を持って「感性」を養う必要があります。新しい人材、会社のためにも、年齢に関係なく「感性」を養ってまいります。

住宅比較株式会社 浦和店 赤松 誠

2022.11.22

日経新聞 私の履歴書 宮本洋一21を読んで

【本文】

2005年4月、九州支店長となり福岡市へ赴任した。連載の最初に「私には半分九州人の血が流れている」と紹介したが、開放的な土地柄と私の相性はぴったり。在任中の思い出は公私共に多い。仕事では、清水建設が筆頭の共同企業体(JV)が受注したJR博多駅ビルの建て替え工事。複数の線路の上下で終電から始発電車までの合間を縫って進める難しい作業だった。11年の完成時に私は社長になっていたが、竣工式に参列。…

【感想】

副社長でもない九州支店長からの社長抜擢、今までの試練を乗り越えてきた著者の功績を見て、人間性からふさわしいと思われたのだろう。トラブル対応など罵声を浴びた後、帰り際に「また伺います」と必ず言うのは、地主訪問でも実践してみようと思います。

住宅比較株式会社 浦和店 赤松 誠

2022.11.21

日経新聞 私の履歴書 宮本洋一20を読んで

【本文】

「今度技術営業を始めることにした。ついては君が責任者になってその部署をつくってくれ」。当時副社長の小川欽也さんに指示を受けた。技術営業とは専門知識を生かし自社の製品・サービスを売り込む手法で提案型営業ともいう。バブル崩壊後、建築需要は長期低迷。新たな市場開拓を迫られる中、従来通りの業種別・得意先別の営業だけで良いのかという問題意識から浮上した経営戦略だった。…

【感想】

ここでも著者の度量を試されるかのように、新規事業の新しい部署の立ち上げを任され、組織人事の難しさも学ばれた。副支店長在任時も、顧客第一主義を遵守し、会社の信頼度を上げていかれた。

年齢に関係なく何事も経験と勉強が必要だと思いました。私たちもお客様のことを考え、日々研鑽に勤めてまいります。

住宅比較株式会社 浦和店 赤松 誠

2022.11.20

日経新聞 私の履歴書 宮本洋一19を読んで

【本文】

都庁の現場でもう一つ勉強になったのはコストセーブの多様性。平たくいえば、費用の削減にはいろんな方法がある。それまで私は現場での作業をできるだけ集約し、1つの業者に一式任せた方が効率が上がり、コスト削減に結びつくと思っていた。清水建設の考え方もそうだった。ところがスポンサーである大成建設は違う手法を採用した。例えば、石を打ち込む外壁用プレキャストコンクリート。切断・加工した石を設計デザインに合わせ並べた後、コンクリートを流し込み板状(PC板)に仕上げる。…

【感想】

都庁の現場で、複数の会社の仕事の進め方を知ることにより、コスト削減方法など、今まで自分は一つの業者に発注する方が効率が上がり最良策だと思い込んでいたのが、それぞれの工程を専門業者にやらせた方が経費の切り詰めができると知った。何でも今までの慣習や自分の思い込みが人の成長を妨げるものだと感じました。私たちも客観的に物事を判断する習慣を身につけて行きたいと思います。

住宅比較株式会社 浦和店 赤松 誠

2022.11.19

日経新聞 私の履歴書 宮本洋一18を読んで

【本文】

1984年、ブリヂストン東京工場(東京都小平市)の製品倉庫新築工事を任された。聞けば、清水建設にとって、同工場内の仕事は初めてという。上司から「頑張ってこい」とハッパをかけられただけでなく、先方の発注担当の部長さんからも「清水の看板を背負って来ているんだから、『営業部長』のつもりで会社を売り込まないと」と激励された。私は現場への通勤に使うマイカーのタイヤをブリヂストン製に替えたり、部下や協力会社にもタイヤの履き替えをお願いしたりして、意気込んで臨んだ。…

【感想】

著者は現場でのさまざまな経験をし、土木・建築のノウハウを身につけた。その中で仕事の効率化、段取りの重要性を実感、実践して行ったのだろう。私たちの仕事も時代の流れでDX化が進み、非常に重要になっている。業界内で取り残されないよう実践してまいります。

住宅比較株式会社 浦和店 赤松 誠

2022.11.18

日経新聞 私の履歴書 宮本洋一17を読んで

【本文】

長野に赴任して3年が経った頃、本社に呼ばれ埼玉営業所への赴任を命じられた。タケダ理研工業(現アドバンテスト)行田工場(行田市)の現場で1週間後に仕事を始めよとのこと。ここで初めて私は現場の所長(工事主任)を任された。当時33歳。所長になると仕事の幅と責任は一気に広がる。まず予算管理。毎月受け取る請求書や支払い伝票のチェックから未払金の把握、決算書類の作成など。この頃出回り始めた電卓と算盤を使い、手書きで記入していく。…

【感想】

現場所長での経験として、会社の利益優先よりもお客様のためになることを考える顧客第一主義を学び、職人が足らない時に、松本の業者からの助けがあり、ご縁の大切さを実感され、今の地位を築く礎になっているのだと思いました。私たちもハウスメーカーからのご紹介をいただき仕事をしておりますが、購入されるお客様のことを第一に考え、幸せになるためのマイホームFPを使った資金提案をしてまいります。

住宅比較株式会社 浦和店 赤松 誠

2022.11.17

日経新聞 私の履歴書 宮本洋一16を読んで

【本文】

「周辺の営業所から来た研修生の次の配属は都内の建築ナンバー部ですよね」。見積(みつも)り研修中に人事部の先輩とこんな話をしていたら現実は大違いだった。ナンバー部とは建築第1部から、多い時は第9部もあった本社建築本部の東京担当主力部隊。しかし、あにはからんや、研修明けに出た辞令は「長野営業所勤務を命ず」。年末まで9カ月間の見積り研修中に見合いをし、翌年2月の結婚を決めていた。婚約時代に「研修後の赴任地は都内だと思うよ」と家内には囁いていたらしいが、予想は大きく外れた。…

【感想】

研修後に長野営業所に配属され、極寒の工事現場を経験した著者ですが、やはり事前の準備、段取りが重要で乗り越えてこられたのだと思います。何事もスケジュール、段取りに時間をかけて、成果を上げてまいります。気温も下がり乾燥する季節になりましたので、体にも事前の備えを怠らず行動してまいります。

住宅比較株式会社 浦和店 赤松 誠

2022.11.16

日経新聞 私の履歴書 宮本洋一15を読んで

【本文】

横浜営業所には6年間在籍した。次第に仕事に慣れてはいくが、楽にはならない。現場では毎日のように予期せぬ出来事に遭遇した。「宮本とはもう仕事をしない」と協力会社の職長に面と向かって言われたことがある。入社4年目。現場で段取りが出来ていなくて次工程の仕事が始められず、朝来た職人たちを何の仕事もせずにそのまま帰すことになってしまった。私の説明が言い訳がましく聞こえたのだろう。30代半ばで血気盛んな職長は許せなかったようだ。…

【感想】

著者も試行錯誤しながら、全ての仕事が事前の段取りで決まることを体感で教わったようです。

不動産業もやはり事前の下準備、スケジュールなどをしてから打合せに臨まないと

全く意味のない仕事になってしまいます。

常に事前の段取りに時間をかけるようにしてまいります。

住宅比較株式会社 浦和店 赤松 誠

2022.11.15

日経新聞 私の履歴書 宮本洋一14を読んで

【本文】

現場で働き始めてしばらくすると、職場の内情や暗黙の了解事項が徐々に分かるようになる。時代は昭和40年代半ば。どの業界も同じような状況だったと思うが、差別やいやがらせ、今風にいえばハラスメントが普通にあった。例えば、現場に事務専門の女性スタッフが配置されていた。勘定書類の処理などを担当し、コンクリートのボリュームなどの細かい計算を算盤(そろばん)でやってくれる。皆さん優秀で早くて正確。しかし、彼女たちは社員ではなく有期雇用で現業員と呼ばれていた。…

【感想】

建設業界の処遇改善、労働時間短縮、女性活躍推進の遅れは、私たち不動産業界でも同じだと思いました。自ら変わっていかないと、人員が増えず、会社が衰退して行くと思います。肝に銘じて行動してまいります。

住宅比較株式会社 浦和店 赤松 誠

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